|
■フィットネスビズの「フィットネスお悩み相談」 みなさんからお寄せいただいたご質問・ご相談にフィットネスビズ遠藤が熱く語ります。 トレーナー→SV→企業フィットネス担当→副支配人→支配人→営業部長→営業本部長→役員→独立(代表取締役)という「現場たたき上げ」だからこそお答えできることがあると思います! 【今回のお悩み内容】 現在、26才でトレーナーをしています。日々のトレーナー業には大変やりがいを感じていますが、将来を考えた時にこのままトレーナーで進むか、マネジメントの方向に進むか迷っています。どのように考えたらいいでしょうか? 【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】 この悩みは実に多いですね!実に! 私もスタートはトレーナーでしたから、気持ちはよくわかります! 接客をしたくて入った業界なのに、マネージャーになって数字を見るのはイメージが違いますよね! この件に関する私の見解は明確です。 ズバリ!トレーナーを続けるなら個人事業主になることまでをイメージして進むべし! 企業の中でリーダーシップを発揮したいなら1回はマネジメントに進むべし! トレーナー職というのは肉体労働です。 他業界を見てもわかるように、基本的に肉体労働というのはカラダの限界、収入の限界がやってきます。 そのことを見越して今のうちからしっかりマネジメントを勉強する気合いがあるならばトレーナーで進んでみてもいいでしょう。 例えば、私がとっても不健全だと思って見ているのは、ある程度年齢が進行したインストラクターが「カラダがきついから」などという理由で、静的なイメージがあるヨガとかに進出するケースです。 「カラダがきつい」ならレッスンをやめればいいのに、それをすると食べていけないわけです。 だから、いつまでもレッスンをやっている。 レッスンをやり続けることは素晴らしいことですが、そのこととレッスン以外に武器を持っていないということとは別問題です。 この発想では若いうちしか仕事が成立しません。 こういうことを先輩が教えていないのです。 一方、マネジメント経験なく、会社で上層部になるのも危険です。 これは本人も部下も悲惨なのです。 例えば、30才までスーパーチーフで頑張っていた人が、キャリアを買われて教育関係の責任者に任命されたとします。指名した上司も会心の人事と胸を張り、本人もやる気満々! しかし、それもせいぜい3年でしょう。 理由はマネジメント経験を積んだ部下に実力で抜かれるからです。 若くしてマネジメントに挑戦した若者達が、上記に該当する上司について「昔ほど凄いと思わない、何が強みなのかわからくなった」と言うまでにそう時間はかからないのです。 企業というのは利益で成り立っています。 このしくみを理解していない人が組織内でリーダーになってはいけません。 教育や育成の真髄は現場感覚と利益感覚をつなげることにあるのです。 専門知識を教えるなら外部のスタッフに素晴らしい人材がたくさんいます。 これでおわかりでしょう! どちらにしても大事なのは「ビジネスマインドを習得する」ということです! この土台あっての将来の栄光!ということになります。 ******************** ★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ! info@fitness-biz.net ★もう1つのブログ「フィットネズビズの仕事のきっかけ」はこちら! http://fitbiz01.exblog.jp/ ★遠藤一佳のメルマガ「マネジメント大学」の無料登録はこちらからどうぞ! ホームページアドレス http://www.fitness-biz.net
by fitnessbiz-02
| 2007-07-16 18:46
|
ファン申請 |
||