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★このブログは毎週月曜に更新予定です! ■フィットネスビズの「フィットネスお悩み相談」 みなさんからお寄せいただいたご質問・ご相談にフィットネスビズ遠藤が熱く語ります。 トレーナー→SV→企業フィットネス担当→副支配人→支配人→営業部長→営業本部長→役員→会社設立(代表取締役)という「現場たたき上げ」だからこそお答えできることがあると思います! 【今回のお悩み内容】 「会社への『改善提案書』をはじめて書くことになりました。基本的な書き方を教えていただけないでしょうか。」 【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】 会社では「論文」という課題を与えれらる時もあるかもしれませんが、「提案書」はそれとは違います。 内容、文体などグチャグチャの提案書を書く人もたくさんいますから、最初に書き方のコツを覚えてしまうのはいいことです。 それでは、「書き方の手順」に絞ってお伝えします。 ※内容の濃さとか質については言及しないので、ご了承ください。 「提案書」で大切なのは以下の5つの順番で書けばいいと思います。 1、現状認識 まずは現状認識による課題の抽出です。ここで数字面(定量要素)とサービス面(定性要素)の両面から適切な課題の抽出をしなければいけません。目指すべきものや理想的姿に対して何が問題なっているかを探すのです。ここで日頃の勉強がモノを言います!日々、自身の視点を確立し、問題意識を持っている人は良質な課題抽出ができますが、そうでない人は課題を発見できません。ちなみに、この課題を抽出する際も、ただ列記するようなのはダメです。例えば、サービスなら、スタッフ、接客、プログラムといったように、一定の視点に基づく必要があります。 2、目標設定 続いて必要なのは「目標設定」です。数字面(定量要素)とサービス面(定性要素)の両面から課題になったことを、どの程度まで改善するかを明確にしなければいけません。経験上ですが、仕事ができない人は、この「目標設定」をしません。ただ、目の前のことをこなすだけ。これでは企業も個人も成長しません。常に行動は「目標逆算」なのです!なお、当然のことながら、目標設定は「数字」で行ってください。「退会率の低いクラブをつくる!」なんてのは失格です。 3、達成手段と時期 次は目標達成の「達成手段と時期」を明確にすることです。いつまでに、どのような策で目標を達成するかということを示します。いわゆる「戦略(策)」と言っていいと思います。達成手段(策)の数は3~5つが適当だと思います。 4、優先順位 達成手段を示す時に重要なことは「優先順位」をつけることです。あれもこれもを一気にやろうとしてもうなくいきません。結果に対して影響が大きいことから、実行します。 5、役割配置 最後は「役割配置」です。つまり、「誰が、いつまでに、誰が、何のために、どのような方法で」ということを明確にするわけです。 提案書レベルでは、ここまででもOKでしょう。 5回くらい見直せば、いいものになると思います。 巷ではよく、いつまでに、誰が、何を、などを書類に書いて、管理しているのをよく見かけます。 先述のように、そのような観点は大切なことですから、私もやります。 しかし、常に大事なのは何のためにやっているのか?、その行為は目標に向かっているのか?、方法は正しいか?、ということです。 提出のため、上司のためにやるようなのは「お仕事ごっこ」です。 提案書もそれと同じ。 失敗を恐れずに、あくまでも自分のためと思って取り組みましょう! ******************** ★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ! info@fitness-biz.net ★もう1つのブログ「勇気と元気のブログ!」はこちら! http://fitbiz01.exblog.jp/ ★遠藤一佳のメルマガ「マネジメント大学」の無料登録はこちらからどうぞ! ホームページアドレス http://www.fitness-biz.net
by fitnessbiz-02
| 2007-12-09 21:49
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